テロメアテストとミアテスト

病気になる前に病気を知ろう

 人はある瞬間に突然病気になるのではなく、健康と思っている状態から病気へと、少しずつ変化していきます。この「健康ではないけど、まだ病気になっていない状態」を早く検知することができれば、なにか手を打てるかもしれません。たとえば生活習慣などを改善して病気になる前に病気の芽を摘み取ることで、病気が発症する可能性を軽減することが期待できます。病気になる手前で早く対策を立てる、そのためには見えていない病気を見える様にすることが必要です。それを調べる検査がミルテル検査です。テロメアテストとミアテストがあります。

詳しく読む方

【ざっくりと読む】

 病気になる手前で早く対策を立てる、そのためには見えていない病気を見える様にすることが必要です。それを調べる検査がミルテル検査で、テロメアテストとミアテストがあります。
 テロメアテストは、自分が「老化が原因の疾患にかかりやすい体質なのか?それともかかりにくい体質なのか?」「健康な状態なのか?疾患発症の状態なのか?」を知るための検査です。
 ミアテストは、「がん」や「アルツハイマー型認知症」などの疾患を、その疾患特有のマイクロRNAを検出し、超早期に発見することができる検査です。
 どちらも、少量の血液検査ですむため、体への負担は少ないです。

【はじめに】

 健康な状態と病気の間で病気へと近づいている状態、そんな状態を「未病」と言います。
 今や、病気になってからたくさんの治療費と時間をかけるのではなく、未病状態を検知し、楽しく元気に健康維持する時代です。自分への健康投資は、病気になる前からすることが重要です。
 また、不幸にも病気の状態になってしまったとしても、早期発見によって手遅れをなくすことができるかもしれません。転移がない場合は5年後も約90%の方が生存されています。また、アルツハイマー型認知症は完治させることはできませんが、早期の段階から予防に取り組むことで進行を遅らせることができます。自覚症状がない間から定期的に検査を受け、予防に努めていくことが大切です。

【テロメアテスト】

《テロメアとテロメアテスト》

 自分が「老化が原因の疾患にかかりやすい体質なのか?それともかかりにくい体質なのか?」「健康な状態なのか?疾患発症の状態なのか?」がわかれば、何らかの対策を取ることができるのではないでしょうか。未病状態を知るための検査が、テロメアテストです。

 テロメアとはなんでしょうか?私たちの体は37兆個の細胞からできています。細胞は同じものがずっと存在し続けるわけではなく、日々古い細胞を捨て新しいものに入れ替わっています。この入れ替わりを維持するには細胞分裂をおこない増殖をしていくことが必要であり、自身のDNAを複製する必要があります。そのDNAの端っこの部分がテロメアであります。テロメアは、端っこに存在することで、染色体の末端がむき出しにならないように保護する役割を担っています。しかしながら、DNAの複製の際に、のりしろ部分であるDNA鎖の両端が完全には複製されず、徐々に失われていってしまいます。つまりDNAの端っこのテロメアは繰り返す細胞分裂とともになくなってしまう運命にあります。テロメアが短くなると何か不都合があるのでしょうか?テロメアがなくなってしまうと、DNAを保護するものがいなくなり、DNA鎖の先端がむき出しになってしまいます。DNAの複製が不安定になり、しまいには細胞はもはや分裂増殖をすることが出来なくなり、結果として細胞が老化します。また、分裂の際に遺伝子異常が起きやすくなり、ガン化につながるとも言われています。
 テロメアテストでは、この「テロメア」を解析し、持って生まれた「遺伝子の強さ(遺伝子強度)」や、日々受けるストレスによる「遺伝子の疲労度(遺伝子疲労度)」を測定します。検査結果を基に体質や状況に合わせた生活習慣や食事の改善を図ることで、老化や加齢に伴って起こる疾患を予防していくことを目的としています。

《テロメアテストの特徴》

 遺伝子疲労度を測る対象となるのが、テロメアの端にある「Gテール」。この「Gテール」が短縮すると、疾患が発症しやすい状態になります。しかしながらこのGテールは、生活環境などの改善によって、伸ばすことができます。つまりテロメアテストを受ければ、「遺伝子疲労度」をモニターしながら医師がアドバイスを行うことで、疾患にかかりにくい状態を維持でき、適切な予防や対策により健康長寿が目指せるのです。Gテールの長さが測定できるのは、世界でもミルテルのテロメアテスト、ただひとつです(2020年1月現在)。

《テロメアテストでわかること》

 テロメアの長さ(遺伝子強度)からテロメア年齢(遺伝子年齢)を算出します。今までの生活習慣による テロメアへの影響がわかります。

 Gテールの長さ(遺伝子疲労度)から「健康な状態」に近いのか、もしくは「疾患発症の状態」に近いのかがわかります。

【ミアテスト】

 《ミアテストとは》ミアテストは、各臓器から出る疾患特異的な因子(マイクロRNAなど)を検出し、疾患の早期発見を行う検査です。疾患にかかると、疾患の細胞から分泌される小さな顆粒にマイクロRNAが封入されます。
 その疾患特有のマイクロRNAを検出し、数量の変化を測定することで「がん」や「アルツハイマー型認知症」などの疾患を早期に発見することができます。(マイクロRNAは早期から増加するので、がんの早期発見に有効ですが、数値の大小でステージを反映するものではありません。)
 採血のみの検査のため、既存の検査に比べて患者の負担が少ないというメリットのほか、画像検査等では確認できないグレイゾーンや「ステージ0」レベルでも疾患の可能性を発見することができます。特にその力を発揮するのが、早期で発見すれば「治るがん」ともいわれている乳がんや、見つけにくく進行が早い膵臓がん。既存の早期発見の一歩先を行くことで、治療方法や薬剤の使用などにおいての幅が広がり、完治する確率が高まるのはもちろん、「アルツハイマー型認知症」のように発症してしまうと完治できない疾患においても、その進行を遅らせることができるのです。また疾患のリスクが高い場合でも、免疫力増強や食事改善などにより、予防をすることができます。

 ミアテスト®では特定のがん患者の血液中でのみ増加している数種類の「マイクロRNA」という分子を検査します。

 血中マイクロRNA量は、がんのステージや腫瘍の大きさには依存せず変化します。
 従来の検査とは違い、腫瘍マーカーなど従来の検査が反応する前段階や画像検査で見つけることが難しい1センチ以下のがんでも早期発見できる可能性が高まります。

ミアテストで検査可能な疾患