男性に多い疾患

男性に多く見られるお悩み、疾患

こんな症状はありませんか?

・排尿の回数が多い
・前立腺特異抗原 PSAが高いといわれた
・排尿時に尿道が痛い
・尿道の先からうみの様な液体がでる
・精液に血が混じることがある
・睾丸(たま)に腫れや痛み、違和感がある。
・亀頭が赤い、白いものがつく、発疹があるなど
・勃起が不十分である

泌尿器科で男性に見られるお悩みの多くは前立腺に関わるものです。
年齢とともに前立腺が大きくなると、尿道が圧迫され、「排尿の勢いが弱い」や「排尿の回数が多い」などの症状が出てきます。この前立腺に関わる病気の診断・治療と、腎臓や膀胱などに関わる病気の診断・治療を行なっていきます。
また、尿路結石症、尿路悪性腫瘍など腎臓・尿管・膀胱の病気や、性器ヘルペスや陰のう水腫、精巣癌などの陰茎、精巣の病気の診断・治療も行います。

男性更年期障害について

加齢に伴い心身に様々な不調が現れることを更年期障害と言います。このうち、男性において男性ホルモン(テストステロン)の量が低下し症状を呈する状態を加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)と呼びます。
テストステロンは以下のように体の様々な臓器・部位に作用し、その機能を維持してくれます。

  • 脳および精神・・・性欲、男らしい考え方、攻撃性、決断力、生きる活力、気持ちの張り、生気
  • 男性生殖器・・・陰茎や前立腺の発育、精子産生
  • 筋肉・・・筋力の維持
  • 腎臓・・・エリスロポイエチン(赤血球をつくるのに必要)刺激
  • 脊髄・・・血液幹細胞(血球のおおもと)刺激
  • 皮膚・・・毛髪育成
  • 血管・・・動脈硬化予防

テストステロン値が低いと上記の作用が損なわれ、様々な症状が出現し男性のQOL(生活の質)を著しく低下させてしまいます。

精神症状

抑うつ症状、性機能障害と性欲低下、認知機能障害、健康感・幸福感の減少、不安、いらいら・焦燥感、不眠、集中力低下、記憶力低下、疲労感

身体症状

筋肉量の減少 内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性を介したメタボリック症候群、貧血、骨そしょう症、HD L(善玉)コレステロールの低下およびコレステロール値とLDL(悪玉)コレステロールの上昇、心臓血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患のリスクを高める、頻尿、頭痛やめまいや耳鳴、などです。

LOH症候群の診断には、まず専用のチェックシート:AMSスコアが用いられます。

AMSスコア

重症度判定

AMSスコア 27点以上は軽度の異常、37点以上は中等度の異常、50点以上は重症となります。
上記問診表のほか、診断には血液検査が必要となります。テストステロン値測定は午前中におこなうのが望ましいので、検査希望の方は時間にゆとりをもって午前中にご来院ください。
テストステロンの結果は1週間前後ででます。 結果により追加検査や治療のご提案をさせていただきます。


当院ではLOH症候群の診察および加療を保険診療に沿って行っております。しかしながら保険診療だけでは十分にカバーできない部分がありますので、自費診療をご希望される患者様は診察時にお申し出ください。